ホテル・宿泊施設の客室清掃効率化ソフトをお探しの方へ

サービス担当の声

弊社では20年ほど前にホテルの清掃業務を受託してから、指定管理者業務の先駆けともなる宿泊施設の運営業務、ナイトフロントや設備管理業務といった様々なお困りごとに対峙してまいりました。
今回「DAYナビ」を開発することとなった一番の契機は2018年に開業した軽井沢の大規模ホテルの清掃業務受託に端を発します。
今や高原リゾート地として世界的にも知名度が高まる軽井沢地域は、景観条例で様々な規制が設けられていますが、新設するホテルは高層建築が出来ないという条例があり、自然と横に長い建物が多いのが特徴です。私共が受託したホテルも地上3階建て(半地下含む)という建物であり、清掃員控室から一番遠い客室までは実に140mもの距離がありました。
初年度は本社からの応援体制も整え何とか乗り越えたものの、2年目にはアベノミクスの好景気を背景に今までのどの時代よりも激しい人手不足に見舞われました。われわれの業務は労働集約型産業であり、人がいないことには仕事になりません。ありとあらゆる方面から人手を集めた結果一現場で実に年間数千万円の赤字に陥る事態となったのです。
効率化を図りたくとも熟練度が上がるころには辞めてゆく人材派遣やアルバイト、若い実習生を投入するも劇的な改善が見られずに「何とかしなければ現場を守っていくことは出来ない。」と試行錯誤の日々を過ごす中で、本社からの応援で現場に入ったメンバーが急遽作業チームのリーダーを務めることになり、次に清掃に入る部屋を探すのに毎回遠い清掃員控室まで100m近く往復してチェックアウト情報を確認しに行く非効率を何とかできないかと思いつきました。
一般的にホテルには顧客管理と連動したインジケーターシステムが導入されており、在室情報やチェックアウト情報を共有することで清掃可能なお部屋がどこかを共有する仕組みがあります。リゾートホテルはビジネスやシティよりもお部屋が広いためチーム単位で清掃することが多いのですが、例えば清掃員3名1チームに品質管理などのリーダーが1名の4名チームが8チームですべての清掃を行う場合、リーダーが1回あたり往復3分かけて1日5回インジケーターを見に行くと1日2時間(3分×5回×8人)を確認のために費やしていることになります。また、確認作業に伴い清掃員が次の部屋の指示を待つ時間が平均1分ずつあったとすると、全体ではこれも同じく1日2時間(3人×8チーム×5回)となり、合計1日4時間が効率化のターゲットとなります。1ヶ月では実に120時間が効率化できる試算です。

ここまで聞くと、すでに発売されている商品(ソフトやアプリ)も多く、「そんなことはやっている」という方も多いでしょう。しかし現在発売されている商品は何らかの形でホテル(お客様)に新たな不便や投資といった「面倒」をおかけするケースが多く、ホテルの顧客管理システムを入れ替えると清掃の効率化システムもついてくるといった“グリコのおまけ”的なシステムや、現在の顧客管理システムと連動させるために高額なライセンス料が必要なケース、安価であっても現在の管理システムの他に清掃員への指示用のタブレットを運用する必要のあるダブルスタンダードとなるシステムが多く、既存のシステムをそのまま活用できる商品は他にはないといっても過言ではありません。そのため「DAYナビ」はホテル様の理解を得られやすく、導入障壁が低く、効率化によるメリットをいち早く享受して頂くことができ、結果人手不足にあえぐ同業他社の皆様や、新たな投資は厳しいという現状で業務改善や効率化を推進したいと考えるホテル様にも最適なソフトではないかと自負しております。
実際に弊社では1ヶ月の清掃室数がほぼ同じ2019年8月(本ソフト導入前)と2020年11月(導入後)の比較で、延べ清掃員数が約3割減少した実績があります。清掃員の習熟度向上という側面を考慮したとしても、確実に10%以上の効率化が図れるものと実感しております。

以前の現場では「廊下は走らない」という規則はどこへやら、必死に走り回り「終わってない部屋あるのー!」とか「早く〇〇号室行って!」などと怒号が飛び交う清掃時間終了間近の光景が、各チームの手元で情報確認できることですっかり様変わりし、時間に間に合わないというクレームは激減しました。現場責任者を務めているパートリーダーの表情もピリピリしたものから、ほがらかなものに変わりました。一般的に女性や高齢者の多い職場では、お昼の休憩が短いと疲労が蓄積し午後の作業効率が目に見えて悪くなりがちだと言われますが、しっかりお昼休憩もとれるようになり作業効率もさらに向上したように感じます。まさに効率化の連鎖が生み出されるのも、DAYナビの効用です。
旅行という非日常を生み出すために無くてはならないエッセンシャルワーカーである客室清掃に携わる多くのスタッフの皆さん、私たちは日々新型コロナのリスクを感じながらも一生懸命に「きれいな客室・心地よい接客・思い出に残る旅」を作り出すエッセンシャルワーカーの皆様が、少しでも「楽になった・わかりやすくなった・助かる」と感じていただけるよう、一刻も早くこの「DAYナビ」をお届けできるように願っております。

私たちが担当しています

営業部 研究開発部 部長
三浦 春生

営業部 係長
倉田 浩