客室清掃を効率化する方法を解説!~ベッドメイク編~
客室清掃係の人手不足に悩むホテルの運営会社やビルメンテナンス業者にとって、清掃作業をいかに効率化して、短い時間で1部屋を仕上げていくかは大事なポイントですよね。日々時間に追われて作業を行うなかで、作業方法を研究し、教育に反映させる時間さえもままならないような現場も多いかと思います。そこで今回から、客室清掃の内容別に、効率化につながる作業のポイントを解説します。初回となる今回は、客室清掃の中でも多くの時間を占める「ベッドメイク」作業についてです。もちろん、ホテルやベッドのつくりによって作業方法も異なると思いますが、皆様の現場に活かせるポイントもあると思いますので、ぜひ明日から実践してみてください。
ポイント1 必要なリネンを入室前に準備&定位置に配置!
まずベッドメイクを行う前に大切なポイントとなるのは、シーツやデュベカバー、ピロケースなどのリネン類の準備です。一人作業、チーム作業にかかわらず、他の作業(水回り清掃やごみ回収など)を行ってからベッドメイクを行うケースもあると思いますが、その場合でも入室前にあらかじめリネンの必要枚数を準備して部屋に入ることで、清掃カートと部屋の往復時間を短縮することができます。
また、リネンを置く位置も大切なポイントです。ベッドの配置や大きさにより、どの場所からベッドメイクをスタートするかは異なると思いますが、必ず定位置から手の届く場所にリネン類を置いておくことで、部屋のなかでの無駄な移動を減らすことができます。これは、使用済みのシーツを剥がしたあとのピロやデュベを置く位置も同様です。必ず、ベッドメイクの際がやり易い位置を決め、その場所に置くようにしましょう。1部屋では10歩程度のロスでも、清掃室数が300室だとすると、1日で3000歩、年間だと1095000歩!時間にすると182時間にもなります。小さな削減でも、継続して行うことで大きな効果を生むことができます。
ポイント2 目標時間を決める!その時間を意識して作業する!
「もっと早くベッドをつくって!」そんな風に先輩が後輩に指導している光景を見たことはありませんか?そう言われた人は、早く作れるように気合を入れて作業しますが、今どのくらい時間がかかっていて、それをどのくらい短縮すれば良いのかが分からない限り、効果はなかなか見られませんよね。ベッドメイクの効率化を実現するうえでまず大切なことは、部屋タイプやベッドの種類によって、ベッドメイクの目標時間を設定することです。この目標時間は、ベテランの作業員さんがだいたいどのくらいの時間でベッドを作っているかを目安にすると良いかもしれませんね。目標時間を設定したら、その時間を必ずチームで共有しましょう。教育を行う際、教える側も具体的な数字が決まっていることで、相手に伝えやすくなりますし、教育する人による違いも少なくなります。作業を行う人も、腕時計などを見ながら自分の作業が目標に対して早いのか、遅いのかを必ず意識しながら取り組むことで、生産性の向上につながります。
ポイント3 微調整はなるべく少なく!
初心者の方に多くみられるのが、シワが気になり微調整を行っているうちに、さらにベッドが崩れてしまいかえって時間がかかてしまうような状況です。ベッドメイクは、極力少ない手数で行うことが理想的です。少ない作業でシーツやデュベがきれいに張れるよう、「シーツの中心線をベッドのこの線にあわせる」「ベッドのこの位置に立ってシワを伸ばす」など、具体的な表現でマニュアルを作りチーム内で共有しましょう。
更なる客室清掃の効率化には「DAYナビ」がおすすめ!
今回は、ベッドメイクの効率化に焦点を絞りポイントを解説しました。
もちろん、今回紹介したような取り組みはすでに行っていたり、
作業方法の改善以外で効率化する手段をお探しのかたも多いと思います。
そんなホテル運営スタッフ、清掃管理者、ビルメンテナンス企業様のお悩みの解決に貢献するのが「DAYナビ」です!
ホテル・宿泊施設向けプロが作った客室清掃効率化アプリ
特許技術を用いて、清掃作業の効率化、清掃作業の見える化、生産性の向上を実現します。
業務改善に悩むホテルのご担当者様や、清掃業務を受託するビルメンテナンス業者のご担当者様、
是非一度ご確認ください!
客室清掃の効率化にもつながる「清掃用強アルカリイオン電解水」
客室清掃を効率化するには、どんな資機材を使うかも重要です。
長野県内の多くのリゾートホテルの清掃を手掛ける「株式会社コンフォール」では
実際に清掃の現場で使われる2度拭き不要の清掃用強アルカリイオン電解水「コンフォールウォーター」をはじめ
客室清掃の効率化や作業改善にも役立つプロご用達のクリーンアイテムを
お得な価格でご提供しています。
効率化に役立つ清掃アイテムも気になる方は、こちらの特設ショップをご確認ください!